【まとめ】ローベッドのメリット・デメリット&7つのおすすめ

【まとめ】ローベッドのメリット・デメリット&7つのおすすめ 家具の選び方・おすすめ
IC 広島
IC広島

インテリアコーディネーター監修!チャンネル登録者4万人超え!YouTubeも見てね!

お部屋づくりのお手伝いします!

ローベッドにしようと考えているけど、どんなタイプが自分に合うのか分からない…

と悩んではいないでしょうか。
低いベッドは開放感もあって、デザイン的にもおしゃれですよね。

でも、低いからこそのデメリットもやっぱりあります
そこで、失敗しないローベッドの選び方と、シーン別のおすすめを紹介しようと思います。

ローベッドってどんなベッド?

脚付きのローベッド

↑ この記事では、このようなタイプをローベッドと定義しています。

フロアベッド

↑ このようなフロアベッドに関しては、明らかに形状が違うため別記事にまとめてあります。
こちらを参考にしてください。

ローベッド = 脚付きの低いベッド

です。

【ローベッドの5つのメリット】

ローベッドの5つのメリット

まずはメリットを考えてみます。

  1. お部屋が広くなる
  2. スタイリッシュ
  3. 高さがないので落ち着く
  4. 湿気に強い
  5. 厚みのあるマットレスが使える

1.お部屋が広くなる

ベッドのような大きな家具は、低いほうがお部屋に広がり感が出ます。
物理的に考えても空間が広くなるのは当たり前ですよね。

生活は「平面」ではなく「立体」なので、お部屋の広さは空間の広さで考えるのが正解。
ローベッドは圧迫感が減り、開放感が高まります。

2.スタイリッシュ

脚付きローベッドはとってもオシャレですよね。
脚があることでスッキリと見え、大きさを感じさせずスタイリッシュに配置することができます

3.高さがないので落ち着く

個人の感覚に左右されますが、日本人には「低い位置が安心する」という遺伝子があるではないかと思うくらい、低いポジションは落ち着きます。
ずっと昔から床に布団を敷いて寝てきた民族なので、不思議と低い寝床が安心するのではないでしょうか。

4.湿気に強い

ローベッドは湿気に強いモデルが多いです。
ベッド下がただの「空間」になっているため、湿気が効率よく分散されます。

収納付きや、上で紹介したフロアベッドなどは、ベッド下に空気の通り道がないので、通気性はあまり良くありません。

5.厚みのあるマットレスが使える

低いポジションなので厚みのあるマットレスを使うことができます。
マットレスは種類が非常に多く、もし厚いマットレスがお好みの場合、普通の高さのベッドでは高くなりすぎて使いにくいですよね。

ローベッドは初めから低いので、厚みのあるマットレスと相性がいいと言えます。

【ローベッドの4つのデメリット】

ローベッドのデメリット

今度はデメリットを考えてみよう。

  1. 起き上がりにくい
  2. ほこりの影響が大きくなる
  3. 掃除がしにくい
  4. 収納できない

1.起き上がりにくい

「ローベッド+薄いマットレス」だと、低い位置から「ヨッコラショ」と起き上がらなければいけません
若い人なら大きな問題にはなりませんが、高齢者やひざ・腰の悪い方には向いていません。

マットレスの厚さ込みの高さで、40cmを超えるようであれば大丈夫です。

2.ほこりの影響が大きくなる

床に近づく分だけホコリをかぶりやすいと言えます。
ただ、極端に大きな掛け布団じゃなければ床に付くことはないので、ほこりが舞いあがることはあまりないです。
アレルギーのある人は要注意ですね。

3.掃除がしにくい

ローベッドの下の空間には、当然ほこりがたまります。
でも低いので掃除機が入りにくく掃除はしにくいと言えます。

ベッドの両サイドが空いていれば掃除機もかけやすいですが、壁についている場合は奥が届きにくくなります。
たまにずらして掃除機をかけるか、ベッド下をロボット掃除機に任せるという手もあります。

4.収納できない

ローベッドに収納は期待しないでおこう。

ベッド下の空間に収納ケースなどを置くことはできますが、引き出しになっているようなベッドは探す価値がありません。
ローベッドという時点で収納機能はあきらめる必要があり、うまくいけば収納ボックスを下に入れることができるかも…という程度で考えておくのが無難です。

失敗しないローベッド選び方

失敗しないローベッド選び方

メリット・デメリットが分かったら、今度は自分に合うかどうかを考えていこう。

ローベッドが自分に合うかを判断する3つのポイント

全部「イエス」なら、ローベッドが向いています。

  1. ベッド下の収納スペースは必要ない?
  2. ホコリに敏感に反応する体質じゃない?
  3. ベッドからの立ち上がりに不安はない?

1.ベッド下の収納スペースは必要ないか

ローベッドでも、収納ボックスに入れた小物ならば、そこそこ収納することはできます。
が、本格的な収納ベッドと比べると雲泥の差があります。

もし、お部屋に物が溢れているなら、収納ベッドという選択肢も浮上してきます。

2.ホコリに敏感に反応する体質かどうか

ローベッドは「低い」のが最大の特徴。
つまり、ホコリのたまる床に近づくことになりますよね。

ホコリは床上30cmくらいが最も舞いやすい高さなので、ローベッドはギリギリ回避することは可能。
でも掛け布団がバサッとなった時なんかは、やっぱり低い分ホコリの影響を受けやすいと言えます。

3.ベッドからの立ち上がりに不安はないか

腰に持病を抱えている人や、50歳あたりを境に足腰に不安が出てきた人は、ローベッドのデメリットが目立ってしまうかもしれません。

気になる場合は、厚みのあるマットレスを使用してマットレス込みで高さ40cmを超えるようにしよう。

ローベッドを選ぶポイント

ローベッドは収納や折りたたみと違い「機能性」をそこまで意識する必要はありません。
見た目のデザイン性を重視しよう。
そのほうが満足のいく選択をすることができます。

通気性も割といい方なので、その辺も大丈夫です。
サイズはどんなベッドでも熟考する必要ありですよね。
ベッドのサイズ感に関しては、こちらを参考にして下さい。

棚が必要ならヘッド付き

寝るときに必要な小物を置く棚が必要なら、ヘッドボードの付いたタイプにしよう。

  • 目覚まし時計
  • メガネ
  • スマホ
  • ティッシュ

など、棚があると何かと便利です。
コンセント付きだと、スマホを充電できたり、クリップライトで照明を付けたりできます。

フレームとマットレスのサイズをあえて変える

失敗しないローベッド選びの3つの極意

セミダブルのフレーム(幅120cm)に、シングルのマットレス(幅100cm)を置く

このようなことも、ローベッドでは可能です。

例えば、室内犬を飼っているなら、階段状になっているため、昇り降りのとき足腰にやさしいですよね。
床に座ってテレビを見ながら簡易テーブルとして使ったり、棚がなくても小物置きに使えたりします。

見た目にもおしゃれな雰囲気が出るので、スペースに問題ないなら一考の価値はあるのではないでしょうか。

【7つのシーン別】おすすめローベッド

最後に、具体的なシーン別のおすすめを紹介します。
前述の通り「見た目重視」で分けています。

1.シックで落ち着いた寝室には「T-BOARD(ティーボード)」

T-BOARD(ティーボード)

寝室をシックで落ち着いた雰囲気にしたいならT-BOARD(ティーボード)がおすすめ。
夜を象徴する色なので男女問わず使えて、お部屋に主張しすぎることもありません。
可愛いよりは「かっこいい雰囲気」になり、都会的で今風なお部屋になります。

耐荷重が高く丈夫なため、きしみにも強いベッド。
ブラックのローベッドを探している夫婦や体格のいい男性に、特におすすめですよ。

⇒追記:販売終了

2.ナチュラルテイストなお部屋には「Noora(ノーラ)」

木の温もりたっぷりの明るい北欧風すのこベッド「Noora(ノーラ)」

ナチュラル風なインテリアにはNoora(ノーラ)がおすすめ。
明るくて木目を活かしたデザインが、インテリアグリーンとも相性抜群です。

木の素材感が出やすい形状のため、特に色味だけじゃなく木目を出した雰囲気がピッタリですよね。
明るいナチュラルのほかに、木目のあるホワイトの設定もあり、より明るい雰囲気にしたい人にも使いやすいローベッドです。

すのこの隙間が多いタイプなので、見た目同様、とても通気性のいいタイプですよ。

Noora(ノーラ)はこちら

3.北欧テイストなお部屋には「Kaleva(カレヴァ)」

パイン材の温もりたっぷり!北欧調すのこベッド「Kaleva(カレヴァ)」

北欧風なインテリアには、ほっこり温かみのある濃いめのブラウンがピッタリ。
北欧テイストに使いやすいオレンジ系の色味とも相性が良く、シンプルながら目を惹くデザインも相性バッチリです。

ゆったり落ち着いた雰囲気になり、飽きにくいデザインなので長く使うことができます。
脚の長さを変えることもできるため、ベッド下に可愛い収納箱を入れたり、もっと低くして寝たりすることも可能。

敷き布団も使える丈夫な床板なので、寝るスタイルに幅が広がります。

Kaleva(カレヴァ)はこちら

4.モダンな都会派インテリアには「E-go(イーゴ)」

ウォールナットがおしゃれなローベッド「E-go(イーゴ)」

スタイリッシュなインテリアにはE-go(イーゴ)がおすすめ。
パネル状のヘッドが付いているタイプで、一気にオシャレな雰囲気が増します。

高級感のある木目がパッと視界に入ってくるので、見た瞬間に忘れることのできないインパクトがありますよね。
ヘッドボードは高さを変えることもでき、クールなスチール脚との相性も抜群。

オシャレさを重視している人に、特におすすめのローベッドですよ。

E-go(イーゴ)はこちら

5.夫婦・カップルで使うなら大きいサイズの「Masterpiece(マスターピース)」

クイーン・キングサイズの脚付きローベッド「Masterpiece(マスターピース)」

夫婦やカップルでローベッドを使うなら、大きなクイーン・キングサイズの設定のあるMasterpiece(マスターピース)がおすすめ。
フレームの幅は、クイーンで160cm・キングで180cmにもなります。
※ダブルベッドは140cm

大きなベッドでも低い分だけ圧迫感がなく、オシャレさを保ったまま置くことができます。
二人分の湿気も、通気性のいい形状なので心配なし。

二人が満足できる寝室になりますよ。

Masterpiece(マスターピース)はこちら

6.小物を置く棚が欲しいなら「FRANCLIN(フランクリン)」

FRANCLIN(フランクリン)

ローベッドの多くは、ヘッドのないタイプ。
でも小物を置く棚やコンセントが近くに欲しい人も多いはず。

そういう場合はFRANCLIN(フランクリン)がおすすめ。
ローベッド独自の低くてスタイリッシュなフォルムはそのままに、棚・コンセント付きのヘッドを合わせたタイプです。

奥行きのないスリムな棚なので、見た目のスッキリ感はしっかりキープ。
おしゃれさと使い勝手を両立させたローベッドですよ。

FRANCLIN(フランクリン)はこちら

7.小柄な女性には小さいローベッド「Pieni(ピエニ)」

ショート丈&セミシングルが選べる小さめすのこベッド「Pieni(ピエニ)」

小柄な女性には、シングルよりも小さい&長さの短いPieni(ピエニ)がおすすめ。

幅は、シングル(幅100cm)より小さいセミシングル(幅80cm)を選ぶことができ、長さは一般的なタイプより15cm短い180cm。
高さも脚で変えられるため、ベッドの圧迫感を大幅に軽減することができます。

お部屋にデッドスペースを作ることなく、貴重なスペースを有効に活用できますよ。

Pieni(ピエニ)はこちら

まとめ

ローベッドは

  1. ベッド下の収納スペースは必要ないか
  2. ホコリに敏感に反応する体質かどうか
  3. ベッドからの立ち上がりに不安はないか

という3つの視点で総合的に考えよう。
まずはローベッドが自分に合うのか、その次にどんなローベッドが合うのかという順番で考えると、最適な一台にたどり着くことができますよ。

タイトルとURLをコピーしました