テーブルの数え方|7つのシーンに合わせて使い分けるポイント

テーブルの数え方|7つのシーンに合わせて使い分けるポイント インテリア情報・豆知識
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テーブルを数えるシチュエーションはそれほど多くはありません。
普段の生活ではそうそうないことなので、いざテーブルに単位をつけるとき

あれ?数え方がわからない…

となってしまいます。
と、実はぼくも最近思ったことがあったので、テーブルの数え方を調べてみたんですが、なんと7種類もの数え方があるようです。

テーブルとは…

テーブルとは…

Free-Photos / Pixabay

テーブルって非常に広い意味のある言葉ですよね。
ここで言うテーブルは食べ物や飲み物を置いたり、ノートパソコンを広げたり、何か書きものをしたりするテーブルです。

まぁ多くの人がイメージするテーブルと思っていただいていいのですが、驚くことに7種類も単位があるではありませんか。

ぼくはそこまで細かく知るべき職業でもありませんし必要性もありませんが、せっかくなので調べてみました。

基本は「一脚」「一卓」「一台」

Free-Photos / Pixabay

とりあえずの基本としては「一脚(いっきゃく)」「一卓(いったく)」「一台(いちだい)」があります。
多くの場合この3種類で事足りるはず。

ただ、ネットをくまなく調べてもその使い分けが分かりません。
なので想像で言うと、テーブルを使っている状況やその形状によって変わるというものではないでしょうか。

例えば一般的なダイニングテーブルが自宅にあれば「一脚」という感じがしますが、脚が太く高さの低いテーブルがあれば「一台」という感じがします。
つまり脚が細くて長いほど「一脚」という呼び方がしっくりきますし、テーブルがずんぐりむっくりで一つの塊っぽいほど「一台」がしっくりきます

使われている環境によっても変わります。
レストランなどテーブルを囲んでいる場合などは「一卓」というのが正しいように思います。
麻雀などで使われるテーブルも、4人で囲むので「卓」と呼びますよね。
つまりテーブルを囲んでいる一つの集合体の場合は「一卓」がもっともしっくりきます。

テーブルを「一点」と数えるシーン

家具屋さん

Free-Photos / Pixabay

ではテーブルを「一点」と数えるのはどのようなときでしょうか。
あなたは家にあるダイニングテーブルを「一点」と数えるでしょうか。
普通はそうは数えませんよね。
形がどうであれ使っている環境がどうであれ「一点」とは言いません。

ではあなたがもし家具屋さんの店員ならどうでしょうか。
売り場にあるダイニングテーブルが、椅子とセットだろうが単品だろうが「一点」と数えるのではないでしょうか。

家具屋さんにとってテーブルは形など関係なく「商品」なのです。
商品を「一点」と数えるのはいたって普通なこと。
こういう場合は、店員は「一点」と数えお客は「一脚」もしくは「一台」と数えるのがもっとも納得のいく感じです。

テーブルを「一枚」と数えるシーン

ではテーブルを「一枚」と数えるのはどのようなときでしょうか。
「枚」というぐらいなので薄いテーブルを想像するはずです。
でも、仮にもテーブルなので、足が入らないほど薄いテーブルなどありません。
それはもはや「台」ですよね。

テーブルなのに薄いもの…それはつまり「脚が折れるテーブル」です。
脚を折ってたためるテーブルは、折りたたんだ時点で「一脚」と呼ぶのにふさわしくない形状になります。

では「一台」はどうでしょうか。
「一脚」よりはいい感じですが、「台」という言葉には「ゴロンとした形状」のイメージがあります。

折りたたんでもなおゴロンとした折りたたみテーブルって、もはや折りたたみテーブルとは言えませんよね。
ゴロンとしないために折りたためるわけですから。
つまり折りたためるテーブルは、折りたたんだ時点で「一枚」と呼ぶにふさわしくなるのです。

テーブルを「一机(いっき)」と数えるのは?

テーブルと机は同義語に近く、目的自体はかぶっていることもあります。
でも「一机」とテーブルを数える人など見たことも聞いたこともありません。
ではどのようなときに「一机」と数えるのでしょうか。

正直これは調べてもあまり良く分からなかったのですが、どうやら重要文化財の時は「一机」と呼ぶらしい…です。
ただ、いまいち確定的な情報がなかったので、本当かどうか分かりません。
国宝級のテーブル(あるのか分かりませんが…)や人間国宝が作った貴重なテーブルをこのように呼ぶのでしょうか。

テーブルを「一基(いっき)」と数える場合

公園にあるテーブル

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テーブルを「一基」と数える人も世の中にはいるようです。
普通の人はこのようには数えませんよね。
テーブルを「基」という単位で数えるのはいったいどのような人でしょうか。

これは家具屋さんの例と似たパターンです。
テーブルを「一基」と呼ぶにふさわしいグループの人がいるということ。
それは例えば「公園の遊具を設置する仕事の人」です。

そのような人にとって公園にあるテーブルは、一つの公園内にある「もの」で、ブランコもテーブルも同じ属性に入ります。

ぼくはそういう職業ではありませんし、知り合いにもそういう職業の人はいませんが、公園にあるテーブルを設置する際に「一脚」とは呼ばないような気がします。
「一台」ならまだいいですが、特に囲んでるわけじゃないので「一卓」も違和感がありますし、いくらそういう人たちにとっては扱う商品だとしても「一点」もいまいち腑に落ちません。

やはり公園にある一つの「もの」として「一基」がもっともしっくりきます

まとめ

テーブルの数え方は、同じ人間でも

  • 家の中でテーブルを差す場合
  • お店の店員としてテーブルを差す場合

で、数え方の単位も変わるという点が、厄介なところ。
正解というよりは「汎用的な数え方」を覚えたほうが、生活では役に立ちそうですね。

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